日本ラカン協会第8回ワークショップ詳細
日時:
2009年11月1日(日) 15時〜17時
場所:専修大学神田校舎7号館7階771教室
タイトル:「こども」の情景
日本ラカン協会では12月の大会シンポジウムとして『「いじめ」が終わるとき―変動する社会と精神分析』を準備しており、提題者として芹沢俊介氏をお招き
する予定である。芹沢氏は現代日本のこどもや若者のおかれた状況を、犯罪時評などを通して地道に報告されてきたが、そのなかで紡がれてきた理論的側面はフ
ロイトやラカンが扱ってきたものと通底するものがある。
今回のワークショップでは、大会シンポジウムへのステップとして、芹沢氏の一般向けの著書で
ある『親殺し』(NTT出版2008)『もういちど親子になりたい』(主婦の友社2008)『若者はなぜ殺すのか』(小学館101新書)を読んで家族内力
動、里親制度、自傷・自殺・攻撃性の問題を取り上げ、我々自身がどのように現代社会と関わるのか、臨床、理論の両面における精神分析の役割と実践への期待
を討論のなかで探りたい。
配布資料(磯村 大 作成)
・資
料1「自殺、対家族殺人、無差別殺人をめぐって幾つかの論点」
PDFファイル 129KB
・資
料2「児
童・青年期および精神科医療をめぐる十年」
PDFファイル 117KB
企画・司会:
磯村大
チューター:芹沢俊介(評論家)
ディスカッサント:
川崎惣一(北海道教育大学)・赤坂和哉(カウンセラー)
福田肇(樹徳中高一貫校教諭)・原和之(東京大学)
入場料 無料