日本ラカン協会第7回大会報告
2007年12月2日(日)、本協会第7回大会及び総会
が専修大学神田校舎において開催されました。
午前10時30分から、石澤誠一氏(大阪府立大学)によ
る報告「イルマの注射の夢、そのフロイト解釈の彼方――『夢解釈』と性」が行われました。
次に、昼休みを挟んで、午後1時から会員総会が行われま
した。
会員総会においては、事務局長による会務報告及び予決算
の審議が行われ、午後2時15分からはシンポジウム「法・倫理・精神分析」が開催されました。
40名を越える会員・非会員が出席し、福田肇氏(レンヌ第一大学博士課程)による「道徳法則における主体の分裂(La refente du
sujet dans la loi morale)」、保科正章氏(保科メンタルクリニック)による「La Loi et La
Voix(法と声)」、佐々木孝次氏(専修大学)による「法と現実原則」の三発表のあと、活発な議論が行われました。
シンポジウム終了後は、大会会場近くのレストラン
「Pago Pasto & La Dolce」において懇親会が開催され、30名弱の会員・非会員が出席し、盛会のうちに終了いたしました。
なお、大会当日は午後1時から役員選挙の開票が行われ、
シンポジウム終了後、選出された新役員による理事会において、以下のような理事会の構成が決定されました。
理事会(五十音順):石澤誠一、磯村大、市村卓彦、伊吹克己
川崎惣一、佐々木孝次、原和之(事務局長)、保科正章、福
田肇
若森栄樹(理事長)
会計監査:伊吹裕美